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ぼくの見ている世界

感じたことを記録として書いていきます。

妹の入院

妹の手術と入院にあたって、ふたたび、まざまざと感じさせられる。

 

日本における「家族」ってやつの狭さを。

 

ICUに入れるのは「家族」だけ。

 

同意書にサインするのは「夫」。

 

ぼくの元パートナーの入院時に乗り越えたいくつもの壁はなかった。

 

元パートナーの記事は→http://blog.livedoor.jp/fuku0206_hiro/archives/45819625.html

 

入院するときに用意するパジャマの色。

ナベシャツの心配。

名前の心配。

主治医へのカミングアウト。

ぼくの存在を伝えること。

そして、両親へのカミングアウト。

 

今回よりもとっても簡単な手術だったのに、それでもぼくたちが乗り越えなければならない壁は、2人きりで乗り切るにはとてつもなく大きかった。

 

元パートナーの両親と待つ手術の間の時間がどれほど長く不安だったか。

 

今回の大手術、命にかかわる大手術、手術以外は何てスムーズだったのだろうと思った。

 

セクシュアルマイノリティであること。

それは孤独をまざまざと感じさせられる。

社会の中でどれほど孤立していて、いかに存在が希薄なのか。

 

ぼくにはもうパートナーはいない。

将来パートナーがいなかったら、また同性のパートナーと付き合ったら、そう思うと、不安で不安でたまらない。子どもがいないぼくはどうなるのだろう。

 

妹の大手術が終わってホッとした。

心の底から安堵した。

 

ただ、ぼくは思いだす。

元パートナーの手術のとき、どれだけぼくが苦しかったかを。