ぼくの見ている世界

感じたことを記録として書いていきます。

発達障害で精神障害者保険福祉手帳・療育手帳を取ってみて

2017年1月末に発達障害のテストをすることになり、ADHDASD(自閉症スペクトラム)と診断されました。
担当のカウンセラーの方が臨床心理士だったため、テストもすぐできて、内容説明を受けました。

心理検査を受けてから療育手帳ゲットの今日に至るまでのことをメモしておきます。

もともとは自律神経失調症うつ病のためにメンタルクリニックに通っていました。
友人にADHDアスペルガーの人もいたので、発達障害のことは簡単に勉強していましたが、まさか自分が!という感じでした。
それから3ヶ月。ADHDASDの本を何冊か読んで勉強。
カウンセラーから「精神障害者保健福祉手帳」と「療育手帳」を取得してみては?とアドバイスを受け申請。

精神障害者保険福祉手帳について>
精神障害者保健福祉手帳専用の診断書を発行してもらうのに5000円弱かかりました。
市役所のホームページをみて準備。申請。発行されるのは3ヶ月後とのことで、この部分は後日追記します。

療育手帳について>
療育手帳についてよくわからないことが多かったのですが、精神障害者保険福祉手帳よりもカバーされる部分が大きいらしいです。発達障害精神障害者保険福祉手帳の範囲になるのか、療育手帳の範囲になるのかは、都道府県によって全然異なるようです。兵庫県(神戸市以外)は発達障害療育手帳に含まれるということで申請しました。

障害福祉課で日常生活などについて簡単なヒアリングを受け、母子手帳と成績表などを用意するように言われました。後日知的障害者更生相談所にて心理検査とヒアリングを受けました。保護者同伴必須と言われたのですが、日程の都合などを理由に親には電話でのヒアリングにしてもらうことができました。必要だと言われた母子手帳などは見せることはなく、心理検査は1時間半、ヒアリングは15分程度。その場で療育手帳が発行されました。程度はB2(軽度)でした。

それから療育手帳(B2レベル)で受けられる支援をいろいろと調べました。

●住民税、所得税は申告すれば減免対象になるとのこと。これは今年分を来年申請することになるので、2018年2月に申請するように言われました。

●携帯電話の通信料も会社によって割引サービスがあるようなので、後日申請しにいく予定です。

●JRは100km以上の場合は5割引。介護者と同伴の場合は距離制限なく介護者ともに5割引。誰かと一緒に移動するときに使ってみようと思います。まだ試したことがないのでなんとも。

●バスは障害者のみ5割引。

●タクシーは1割引。

●国内航空運賃は障害者のみ37%割引(一部25%)。

●障害者医療制度
医療費が安くなる制度です。医療年金課に行って申請しました。療育手帳B2の場合「自閉症」という文言の入った診断書が必要と言われ、診断書を取りに行き(これにまた3000円強かかりました)療育手帳と一緒に申請。「障害者 医療費受給者証」というものがその場で発行されました。申請した月分はさかのぼって申請できるそうです。自立支援も受給している場合、自立支援は国の制度なので、自立支援を優先して使用し、差額分は別途市役所に定期的に領収書のコピーと原本を持って申請すれば差額を返金してもらえるらしいです。

●その他
映画館や私鉄などもそれぞれサービスが違うので、事前に調べていくといい感じです。


とりあえず療育手帳をゲットした翌日時点で調べたことをまとめてみました。後日、また追記すると思います。
他にこんなメリットがあった!とかあればコメントいただけると嬉しいです。



▼最後に▼
うつやその他精神疾患で病院にかかっている人はカウンセリングにも行くことをおすすめします。保険適用外でコストは高いですが、自分の行動について分析できるし、うつの再発防止や、しんどくなる状況の回避策も考えるいいきっかけになると思います。なんとなくですが、周囲の話を聞いていても、カウンセラーや医師から「あなたは発達障害かもしれないからテスト受けてみたら?」と言われることは稀な気がします。発達障害について少し関心があったり、自分も当てはまるのかな?と感じたら、一度テストを受けてみるといいと思います。もしかしたら軽度かもしれないし、グレーゾーンかもしれない。それでも客観的に、自分の力じゃどうしようもないことや、苦手な環境について知ることができます。
カウンセラーや担当医に、手帳や療育手帳を取得できるレベルか?ということを聞いてみるといいと思います。とりあえず診断書を書いてもらって各自治体に申請に行ってみて、無理かもしれないし、もしかしたらぼくの場合みたいに、「自閉症スペクトラム」の部分が療育手帳ゲットのポイントとなって交付されるかもしれません。
最初は2015年に当時のパートナーにひきづられるように行き始めたカウンセリング。それから自律神経失調症と診断され、抗うつ剤を飲み始め、自分がうつ病なんだと自覚するまで1年かかりました。それからまた1年たった2017年1月、発達障害の可能性を考え始めて今日に至りました。自分が障害者手帳を手にする日がくるなんて思ってもいなかったけど、また新しい世界が見えるのかなとも思います。いままでのぼくと変わるわけではないし、ただ手帳が取れただけなんだけど、これがもっと気軽に、もっと楽に発達障害について学べたり相談できる機会が早くあれば、もう少し肩の力を抜いて生きれてたのかなぁとぼんやり考えています。
ここまでくるのに、発達障害精神障害者保険福祉手帳、ADHDASD・・・言葉は知っていても情報があまりにも少なかったです。本も子育てのことが中心で大人の発達障害、とくにASDの本は見つけられませんでした。

最後にぼくが参考にしてよかった本を紹介しておきます。
それって「大人の発達障害」かも? 正しい理解と上手なつきあい方 (心のお医者さんに聞いてみよう)ー星野仁彦 (監修)

イライラしない、怒らない ADHDの人のためのアンガーマネジメントー監:高山恵子bookclub.kodansha.co.jp

あたし研究(自閉症スペクトラム〜小道モコの場合)ー小道モコ (著)
www.amazon.co.jp