ぼくの見ている世界

Waka Kobayashi/感じたことを記録として書いていきます。

1.17

明日は1.17です。
あの日僕は小学三年生。
西宮市上ヶ原四番町で被災し、
上ヶ原小学校と聖和幼稚園で避難生活を送りました。
31歳になった今でも、1.17に向けて流れるニュースや、イベントには怖くていけません。2年ほど前、神戸のイベントに行ったら涙が湧くように出て、フラッシュバックに遭いました。
被災とは、その時被災地にいたことを言うのではないと思います。
被災とは心の傷のことです。
20数年経っても、僕は陸橋を歩くとき、端を歩き、足元を確認しないと歩けません。揺れが怖いからです。
高層ビルが苦手です。ぺしゃんこになったビルやマンションをあの時たくさんみたからです。
木造の家が怖いです。潰れた家から這い出てきた同級生の家族を見たからです。
トイレのドアを閉めるのが怖いです。トイレから出られなくなったらどうしようと思うからです。
金魚が飼えません。あの日、お父さんが開かないドアを開けるために、水槽を割って金魚が玄関に飛び散った上を歩いて外に出たからです。
冬が嫌いです。あの日のことを思い出すからです。
家族と連絡を取り合いたいし、大事な人は家族にすぐに紹介するようになりました。なにかあってからでは遅いからです。

3.11の日、石原さんへの抗議デモに参加するため、僕は東京にいて、二度目の震災に遭いました。泣き叫び、歩けなくなり、初めて知りました。小学3年生のときから一度も震災のことで泣いてこなかったんだと。泣かせてもらえなかったんだと。
僕は31歳で初めて震災のPTSDがあることがわかりました。3.11のときの子どもたちには、十分なケアがされているのでしょうか。
語り部として作文を書かされていないでしょうか。話したくもないのに命の大切さについて語らされてはいないでしょうか。
どうか、みなさんお願いします。
ある日突然は、突然やってきます。
大切な人を今日大切にしてください。
謝りたかった人に今日謝っておいてください。
大切なペットの分まで避難グッズを用意してください。
高いところに割れ物は置かないでください。
僕は二度、生きることができ、語ることができる。
もし、話が聞きたいひとがいたら、こちらのブログを読んでみてください。

http://ofukumaru.hatenablog.com/entry/2013/07/04/%E7%A7%81%E3%81%A8%E9%9C%87%E7%81%BD%E3%80%82

今日ゆっくり眠れないたくさんの人が、少しでゆっくりできますように。